イタリアにいる話

最初の自己紹介文みたいな投稿にさらっとイタリアにいることを書いたけど、

あまりにさらっとしすぎているし、しかもイタリア滞在2回目だし、

そして何より時間を持て余しているので、

ここに書き留めておこうと思いました。

身バレしそうだけど、したときはしょうがない。

 

 

今はイタリアに来て約2週間経ち、2月末に日本に帰るので

約一か月の滞在で折り返しくらいになってきてます。

ちょうど一年前にもイタリアに一か月くらい滞在していて、

その時は語学学校に通っていたのでかなり充実したイタリア生活を送っていたけど、

今回は語学学校には通わず、アパートメントホテルを借りて生活していて。

つまり、何か予定を立てない限り、外出しないし誰とも話さないし、

ただイタリアでニート生活を送っている感じ。

まぁ、そんな贅沢ができるのも今のうちだなぁと呑気に構えてる。

 

そもそもなんでイタリアにいるのかというと、

バレーボール観戦が趣味なので、応援している選手の試合を生で観たいというのが

イタリアに来ている理由。

数年前まで、海外チームに所属している選手ってそんなに多くなかったけど、

今はかなり増えて、どの試合を観ようか迷うくらいになってきているので、非常に楽しい。本当に楽しい。

コロナが収束して、同じように日本から現地まで応援に来ている人も多いし、

先週の試合では、日本からの応援ツアーが組まれたくらい盛り上がってる。

このツアーが発表されたときは既に航空券も宿も抑えていたので参加できず悔しい。

 

石川祐希 公式応援ツアー』

www.jtb.co.jp

※ツアーは終了しています。

 

そんな感じで、週末はバレーボール観戦をして、

平日は小さな予定を立ててのんびり過ごして、

そしてたまに転職活動をして。

まぁめんどくさくなっちゃって、渡航前に内定もらったところに

この前決めちゃったけど。

転職活動の話、気が向いたら書きますね。

 

 

転職活動をしている(た)ってことは現在無職なんですが、

一回目のイタリア滞在時も仕事を辞めて来ていたんですね。

 

学生のうちは目の前の欲に負けて上手くお金が作れなかったり、

社会人になってもコロナがあって画面越しでしか観れなかったりしたけど、

お金を手に入れて、コロナも少しずつ落ち着いてきて、

あとは行く時間を手に入れるだけだ、ってなったところで

どういう選択肢を取ろうか迷ったんです。

 

有給を使う、休職する、そもそも長期滞在を諦める、、、

仕事自体は嫌いじゃなかったし、人間関係も良好だったし、

会社からも期待をかけられていたのは感じていたけど、

今の若くて自由な時に外の世界を見てみたいって踏ん切りつけて

退職して行ったんですね。

 

その時はそこまで重く感じてなかったし、今もそんなに感じてはいないけど、

冷静に考えたら結構大きな決断だったよね。

よくやったな自分。

自分で自分を褒めてやろう。

 

その後日本に帰ってから一瞬派遣社員として働いて、

仕事は体力的にかなり厳しかったので、

辞めてそのまま2回目のイタリア滞在に来ている。

そんな感じで今に至ります。

 

 

結構ざっくりイタリアに来たことについて書いたけど、

後で読み返したときに自分で納得できる文章になってるか不安すぎる。

しかもこういうのって一回目に行ったときに書いておくべきだと思うし、

そういう積み重ねが転職活動とかの自己分析に繋がるんじゃ…?という気持ちでいっぱい。

すごく行き当たりばったりな人生を送ってるな。

でも、それが楽しいのでしょうがない。

 

こんな人生送っているけど、そもそも先のこと考えるのが苦手なISFP-Aドンピシャ人間なので、

きっとこれからも、(いい歳なのである程度の将来は考えつつ)ノープランで生きていくと思います。

 

※余談ですが

ISFPって…?という方はこちら。

ちょっと前に流行った(今も流行ってるのかな?)MBTIっていう性格診断。

ご興味があれば。

 

MBTI診断↓

www.16personalities.com

 

ISFPとは↓

www.16personalities.com

 

 

さて、どう締めたらいいかわからなくなってきたところで終わりにしようと思います。

現在ミラノでは公共交通機関ストライキ中。

イタリア中を走っている電車もストライキ予定。

果たして明日の試合観戦は無事できるのでしょうか。

こういうときも、何とかなるさ・ケセラセラ精神で。

 

 

 

『パプリカ』感想

『パプリカ』

2006年公開

監督:今敏

 

時をかける少女」の筒井康隆による同名SF小説を「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」のアニメーション監督今敏が映画化。表の顔は精神医療研究所に勤めるセラピー機器の研究者、裏の顔は“パプリカ”というコードネームを持つセラピスト千葉敦子は他人の夢をスキャンすることが出来るというセラピー機器“DCミニ”を使い、日々患者の迷える心をケアしていた。だがある日、その“DCミニ”が何者かによって盗まれてしまう……。

「映画.com」パプリカ : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

 

ずっと気になっていた『パプリカ』がなんとNetflixで観れることを知り、勢いで見始めた。

(これ、VPNがイタリアだから観れたのか?)

 

序盤で感じたのは、『インセプション』と似たような設定なのか?ということ。

夢の世界に入り込んで、操作する。

人の夢に入ることができる。

インセプションでは「階層」があったが、そういうのはなさそうで、

あくまで夢を共有できる・操作できる、という点が類似していた。

 

 

今回テーマの一つである「夢」

夢ってそもそもいろんな種類があると思うんですが、

今回の夢は「怖いもの」としてとらえてもらう必要がある。

ホラー要素満載の暗い感じで怖さの演出っていうのはあまりに単調すぎるけど、

逆に色鮮やかに描くことで怖いというより不気味さを演出しているのはさすがという感じ。

(鮮やか怖いといえば『ミッドサマー』)

 

夢の世界を色鮮やかに、かつ「昔の日本」的要素をふんだんに盛り込んで、不気味さを増強させている。

なんで昔のものって怖く感じるんでしょうね?

物に感情が宿る、過去関わっていた人の感情が残る、、、

なんとも不思議ですね。

 

さらに不気味さをプラスしているのが、平沢進の音楽ですよね。

弟が平沢進好きなので、曲調とか雰囲気はなんとなく掴んでいたんですが、

なんであんなに映画とマッチするんでしょう?

曲全体の上辺の印象はマーチングの明るさがあったり、「何か」が盛り上がっている感じがする。

けど、どこかに狂気を感じる。

なんとなく見ちゃう、癖になる、そういう怖さを含んでいるのが怖い。

 

 

登場人物に目を向けると、パプリカが主役となるけど、

パプリカはどのようにして生まれたのか。

夢の世界でも自分は自分、もしくは自分的要素を残した何かになっているのに対して、

パプリカは「パプリカ」で、現実世界の誰とも共通点がない。

となると、潜在意識を自分として捉えて夢で表現することができるのか。

「なりたい自分」も自分なのか。

正直一回見ただけでは(私の知識量では)あまりに理解が及ばない。

 

もう一つ理解が及ばなかったことがあって、

DCミニが奪われた、ということは奪った犯人(黒幕)がいるわけですが、

最後まで見てもその目的が判然としない、というか、

フィクションではあまりに平凡な理由だったんですよね。

(平凡ってことは分かりやすくてとっつきやすいという利点があるにせよ)

この作品において、そんなありきたりでいいのか?もっと他にあるはずだよな?と

懐疑的にならざるを得ない。

 

「一回じゃ分からないかも~でも面白いよ~」という友人からの事前情報があったし、

もう何年も小難しいことを考える道を避けているので、

セリフの言い回しが難解だった部分も多かったし、知らないうちにいろんな伏線が張られていただろうことは承知の上で、

やはり一回見ただけではダメなのか…という気持ちになった。

 

だからこそ、何回も見たくなる映画なんだろうな。

これ劇場に足を運ばないと見れない状況下だったら、足繫く通ってしまうかも。

まんまといろんな罠に嵌ってそうですね。

 

 

こんな単純な感想しか出てこないので、好きなセリフをひとつ。

いつでも自分が正しいわけじゃないでしょ。」

 

自分が考えていることが、いつでも正解とは限らない。

それはそうだよね。

じゃあ、いま自分が見ている世界も本当に正しいのかな?

もしかしたら、夢だったりして。

 

 

 

『恋するアプリ LOVE ALARM』 感想

『恋するアプリ LOVE ALARM』 シーズン1第一話

NETFLIXオリジナルドラマ

出演:キム・ソヒョン、チョン・ガラム、ソン・ガン 他

自分に思いを寄せてる人が近づいたらアラームが鳴るアプリが開発されて、世の恋愛事情は様変わり。悩み多き恋する乙女ジョジョの毎日にも大きな変化が訪れる。

 

高校生のキム・ジョジョ(キム・ソヒョ)、モデルのファン・ソノ(ソン・ガン)、ソノの幼馴染のイ・ヘヨン(チョン・ガラム)の恋模様を描いたドラマ。

 

 

 

主人公たちは高校生で、現実ではありえないアプリがあったり、大豪邸に住んでる人がいたり、まぁ身近さは度外視して観るドラマだなと思って鑑賞開始。

(原作は漫画とのことで納得。)

 

内容には大きく触れないけど、アプリ以外は割とよくある設定なのかな?

身分(貧富?)の差、家族の問題、恋愛の悩み、、、

かなり詰め込んでいる感じは否めないけど、ドラマってことを考えたら設定自体はすんなり入ってくる感覚。

 

ただ、「アプリが出てくる恋愛ドラマ」くらいの前情報で見始めたのと、私自身ドラマを見慣れていないゆえ

・主要人物がわからない

・名前が覚えられない(海外の方の名前覚えるの本当に苦手)

・相関関係を捉えるのに時間がかかる

・字幕で見たい派なので顔と名前が一致しにくい

・名前が覚えられない

・名前が覚えられない

などの問題発生。

 

「このバイトしてる人は誰だ…?」

「パックしたまま話しかけてるのは誰だ…?」

「この踊ってる人と同一人物なのか…?」

「この二人兄弟じゃないのか…?」

 

ストーリーに集中したいのに、謎解き状態。

 

教訓:あらすじしっかり読もう

 

 

そして、韓国恋愛ドラマなだけあって、みんな顔が綺麗で美しい。

特にソン・ガン。

ドラマの設定がモデルっていうの、本当に納得できるお顔立ち。

制服を着てても何か浮いてしまっている感じ。

芸能人が一般人に混ざった時ってこういう風なんだろうな、、、

 

話を進めていくと、なんだか見たことあるようなお顔が一人いらっしゃる。

一体どこで見たことがあるのか。

 

そもそも、韓国ドラマをまともに見たことがない人間なんですね。

コロナ渦で流行った『梨泰院クラス』『愛の不時着』『イカゲーム』等

何一つとしてちゃんと見ていないんです。

強いて言えば、イカゲーム1話目20分くらい。

そんな私が顔を覚えている俳優がいるのが不思議でしょうがない。

 

1話目観終わって調べました。

イシルク役、シン・スンホ

www.instagram.com

 

 

この方なんで知っていたかというと、

ネットドラマ『A-teen』を当時リアルタイムで観ていたからだったんですね。

友人がSEVENTEENのファン(CARAT)で、主題歌を担当しているから見てほしいと言われて見始めたのがきっかけで、

そのままドラマ自体が面白くてずっと見続けていました。

この時、シン・スンホさんはシーズン1の主人公に恋する男子高校生を演じていました。

※余談ですが、私もCARATです。

 

なるほど、そりゃ覚えてるわけだ。

当時大学生だった私がめちゃくちゃ高校時代に戻りたくなった青春ドラマ。

主題歌もすごく好きで、すぐAppleMusicにダウンロードしたな。

でも9-Teenの方が曲が好みなんだよな。

青春だったな。

 

 

さて、約1/3をA-teenに費やしたところで終盤です。

前情報ほぼなしで見始めたこのドラマ、よく調べたらシーズン2まである。(完結済)

シリーズもの、途中で飽きちゃうからそもそも観てなくて、

ドラマはもちろん、アニメもろくに観ない人がシーズン2までちゃんと観れるのか?

一番最新でちゃんと観終えたのが『サマータイムレンダ』なんだけど、大丈夫か?

激しいアクションがあっても中だるみしていたのに?

 

ストーリーは悪くなかったし、目の保養だし、きっと見届けられることを信じて。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめまして

はじめまして。

Emilie(えみりー)と申します。

 

何かを書いて残してみたいと思い、手帳を買ってみたものの、

根っからの三日坊主のため、まるで続かない。

しかも手帳代はかかるし、捨てるのも何だかもったいなくて結局置物になってしまう。

 

それなら、ブログに書き残してみたらいいのではないか。

場所は取らないし、とりあえず始めるならお金はかからないし。

 

そんな感じで始めた次第です。

 

ここでは、主に「見たもの」について書いていきたいと思っています。

映画でも、ドラマでも、ライブでも、日々のあれこれでも、なんでも。

 

とりわけ、今すごく時間あるんです。

なぜなら無職の転職活動中、しかもイタリア滞在中なので転職活動もろくにできない状況だから。

時間があるときにしかできない、しないようなことができればいいな。

 

そんな感じで、もしかしたらこれで終わってしまうかもしれませんが、

何卒よろしくお願いします。